礼拝堂の聖壇部配置における「象徴」

左・説教台、中央・聖卓、右・司式(聖書朗読)台
左・説教台、中央・聖卓、右・司式(聖書朗読)台

説教台

 会衆席から向かって左側(会衆席に向かって右側)に配置される。「右」は神の正義と救いを行使する「神の右手」を象徴する。救いの神の御業と御心が告知される場である。

 

聖卓(聖餐卓)

 聖壇部の中心に配置される。聖卓において、殊に聖餐の物素(パンとぶどう酒)に霊的に臨在されるイエス・キリストは、私たちの贖罪信仰の中心であり、礼拝の中心である。

 

聖卓上の燈火・燭台

 人間の食卓の象徴であり、安息日の象徴であり、過越しの食卓の象徴である。古代より、ユダヤ社会の安息日・過越祭の食卓の祭りにおいては1対の燈火が灯された。また1対の燈火は、神でありまことの人である(神性と人性を共に持つ)イエス・キリストが、世の光として礼拝・聖餐のパンとぶどう酒において霊的に臨在されることの象徴でもある。